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       篆刻家・中村家三代篆刻展のお知らせ

             会期:平成12年6月23日より7月月30日まで
             会場:富岡美術館・東京大田区大森山王2-13-3
            
                JR京浜東北線・大森駅下車西口徒歩5分


初世中村蘭臺(1856ー1915)
會津藩士の子として生まれ、戊辰戦争後東京に移住
21歳頃、明清諸家の印譜を見て、篆刻に志す。
徐三庚などの中国印人の法を取りいれながら独自の作風を打ち立てる


印面釈文 : 湖上畫船湖外柳商簫聲吹過又鶯








二世中村蘭臺秋(1892−1969)
初世中村蘭臺の次子として東京浅草に生まれる
本名秋作:初世と区別するために、側款に蘭臺秋と刻。
川合玉堂、横山大観、伊東深水、東山魁夷などの日本画家の印を多く刻す。
昭和天皇、皇太后の自用印も謹刻。

1948年より着手した、木印での老子語印五十顆は近代篆刻史に燦然と輝くものです。
     印面釈文:和光同塵 (芸術院賞受賞)












中村 淳(1921)
二世中村蘭臺の長子として生まれる
日展評議員・読売書法会総務・謙慎書道会総務・全日本篆刻連盟副会長
榴社主幹


印面釈文:百鬼夜行











展覧会案内予告

    第17回読売書法展  東京展    8月13日−19日
                         第一会場:東京都美術館
                         第二会場:池袋サンシャイン展示場
                         
                         作品部門:漢字・かな・篆刻・調和体部門

                         
    全日本篆刻連盟上海展      10月5日ー12日

                                中国上海市上海図書館展覧展示場





             篆刻について!
               篆刻とは、中国4000年の歴史に燦然と輝く、芸術です。
             簡単にお話いたしますと、石や木などに篆書の字を刻すわけですが、篆書体と申しても、
             甲骨体・金文体・小篆体・・・・など数種類の字体があり、それぞれの形の中でデフォルメ
             などをつけて印面の中に表現いたします。
               みなさんが、よくご存知なのは、印鑑登録をするときの実印、書画などに自分の
             名前・号などを書したあとに押す印などがあげられます。
               日展第五科書道の分野にも、漢字・かな・篆刻がありますが、芸術としての篆刻は、
             座右の銘(有名な四文字熟語)・吉語文・季節語などの字句を一寸(3cm×3cm)から
             三寸(9cm×9cm)位の大きさの印面に刻して表現したものです。
               方寸の世界などと呼ばれるのは、このためで、この印面の中を広大な宇宙に見立てて、
             自己を表現する芸術です。
               今から数千数百年前、殷・秦・漢・から中国は清朝時代にいたる篆刻(書)の足跡など
             をこれから順じ尋ねてみる予定です。




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